朝礼報告(4) 病院災害対策マニュアルの見直しを 2018/7/23

 今、日本は異常高温に見舞われています。インドやインドネシア、サウジアラビアよりも高い気温を記録し続けています。豪雨災害に被災された方々は二重の災害に苦しんでおられます。病院としては先週お願いした義援金を送ることと、被災地の病院からの依頼で3名の方々の入院に対応したことくらいしかできていないのですが、災害から学ばせてもらうことが多くあります。まず、病院の災害対策マニュアルの見直しをしたいと思います。地震、液状化、津波、火事などの被害をできるだけ減らす努力が必要です。
 日本は古来多くの自然災害に見舞われながら、それを契機により良い環境をつくってきた歴史があります。今回の豪雨災害から学んで、それをより安全な街づくりのために活かすことが犠牲になられた方々へのせめてもの供養だと思います。戦後の復興、経済発展は幸運にも大きな災害の無い「地殻静穏期」だったために、国民が忘れていたことが多くあります。しかし、神戸・淡路大震災、関東大震災は、21世紀が「地殻活動期」に入ったことを示しています。30-40年後に起こるといわれる南海トラフ巨大地震の前後には多くの災害が毎年各地で起きることが予想されています。病院にとっても、職員一人一人にとっても、これから災害への備えがもっとも重要なことになります。
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西日本豪雨災害

診療部 医師 S.Oです

今回の、西日本豪雨災害は、予想もつかない広域にわたり
広島県内各所が被害にあい、多くの方々が亡くなられ、さらに多くの方々が被災され
大変な日々を過ごされていることを思うと、心苦しいばかりです。
当院にも、被災に遭われて自宅を失われた方で、治療継続の為に
複数名の患者様の緊急入院の受入れを行いました。その方々のお話をお聞きすると
ギリギリのところで命が繋がれたものの、自宅の被害、地域の被害が甚大で
通常の生活環境に戻る目処が全く立たない状況がまざまざと目の前に浮かんできます。
私の地元は、県内でも一番降雨量が多く、当然のようにあちこちで、山崩れ
土石流被害がありましたが、亡くなられた方が一人もいなかったというのが不思議なくらいでした。
そんな中で、自宅も土石流により大量の土砂、大木、巨大な岩石が流れ込み
なんとかしなければいけないと思いつつも、交通路も遮断され、帰ったとしても
どれだけの時間がかかるか分からず、病院を空けるわけにもいかず
帰りたくても帰れない状況が続いていましたが、高速道路が一週間ほどで開通したために
連休中にかえってきました。
豪雨災害後の、酷暑により、大変な状況にありましたが
親族、近所の方々、ボランティアの方々、役所の方々のおかげで
自宅、周囲は片づけられており、感謝の念しか有りませんでした。
周囲を歩いたりして被害状況を見てみましたが、画像とかでしか見たことのない
複数個所での山崩れ、土石流の痕跡、崩れた家をみて、自然災害の恐ろしさを実感しました。
県内には、かなり大きな被害を受けられている地域があり、そこで被害を受けられた方々や
復興に一生懸命とりかかっていらっしゃる方々の思いや、過酷な現状を考えると
少しでも何かお役に立てるようなことをと思いながら、日々の仕事、生活に追われ
具体的な動きの取れない自分が歯がゆいばかりです。
話はそれますが、政治家の方々の中でも、地元を自転車、徒歩で動き回られながら
被害に遭われた方々の声を聴き、状況についての情報発信を一生懸命されて
行政とかけあってる方が知り合いにもいますが、
の反面、国、県、市のトップの方々の動きが全く伝わってこない状況に虚しさを覚えるばかりです。
(まだまだ書き足りない事、言葉足らずの事がありますが、考えがまとまりませんので失礼いたします。)

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院長挨拶(3)  西日本豪雨災害に病院から義援金を送りましょう 2018/7/17

  猛暑が続きますが、被災者の方々は本当に大変だろうと思います。昨日まで13府県で死者211人、そのうち広島県は108人で半数以上を占めます。広島県は防災対策を根本から見直さなければならないでしょう。また、死者の7割が高齢者で、身体的に避難できない高齢者が多数おられたようです。われわれは「災害弱者」という観点からも高齢者の在宅復帰を考えなければなりません。
 連休3日間で予想の倍以上の4万人のボランティアが炎天下で家々の土砂を除くなどの活動をしたことが報道されています。地球全体が新らしい活動期に入ったといわれ、今後も災害発生の続くことが予測される中で、被災者の悲しみとご苦労は他人ごとではないと皆さんが感じているように思います。また、復旧に向けて他県からの迅速な救助活動や企業からの物資支援も心強く感じます。そして多くの義援金も集まっているようです。当院からも義援金を送りたいと思いますので、職員のみなさんの協力をよろしくお願いします。

 

作業療法やってます。

リハビリテーション部 S.Tです

6階にある作業療法室やADL室では
様々な患者様が日々リハビリテーションに取り組まれています。
今回はその中の一部をご紹介します。

 とある患者様がボードゲームや編み物を行っています。
これは本人が以前行ったことがある作業で色々なものを提示して本人が選んだ作業です。
作業を通してその作業活動に必要な動作(車椅子座位で長い時間過ごす、手先の細かさ等)
注意力を高めその行為や動作に集中するよう働きかけています。
完成した作品を家族・スタッフ等に見せることで関わりが生まれ
社会的交流を深めるなど、自分の作品を媒体にして人(家族)・社会とのつながりを保つことにも繋がります。
 ある患者様は自宅へ帰るためトイレ動作の練習と浴槽内へ入る練習を行っています。
この患者様は毎日入浴することが大好きでデイサービスに行く時の朝も自宅で入ってから行くとのこと。
家に帰ると、きっと毎日自宅で入るようになるため練習中です。
 病棟生活や退院後に余暇や日常生活動作が少しでも充実する方が増えるよう
日々取り組んでいます。

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院長挨拶(2) 「地域共生社会」について 2018/7/9

 今朝は昨日までの豪雨がうそのようにきれいな青空が広がっています。自然の恐ろしさと美しさ感じる週はじめです。
 皆さんも日本列島に住む限りは、誰も災害から逃れることはできないということを改めて実感したことと思います。国と県は防災について一層の備えを余儀なくされます。それには多額の財政出動が必要で、今の経済状態を考えると自然災害に対して十分な公共投資ができるのか大きな不安があります。オリンピックどころではないというのが国民の実感でしょう。
 公的努力、サービスにも限りがあることは明らかですから、私たち国民は自らを災害から守る知恵と工夫も必要です。その為には今厚労省を中心に進められている「地域共生社会」の構築の実現がもっとも大きな意味をもってきます。高齢化対策として打ち出された施策ですが、自然災害への備えとしても大変重要な仕組みだと思います。「地域共生社会」は、住民一人一人が地域のかかえる問題を「我が事」として捉え、積極的に関わる風土を築くことを理念としています。住民ボランティア、NPO団体、商店街、企業などの連携により、安心、安全な住民生活を目指すことを謳っています。職員の皆さんも自分の住む地域において、人任せにせず積極的に関わって欲しいと思います。
 病院としても種々の災害に備えたシステム作りの再検討と共に、職員ネットワークを密にすることも必要だと思います。呉市や坂町に住居のある職員へ連絡した所皆さん無事とのことで安心しました。しかし、しばらくは勤務できない職員もいます。病院業務に影響することもあると思いますが、協力し合って患者さんの治療・ケアをよろしくお願いします。
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