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第25回 院長談話 2018/3/30 今年度ほんとうにご苦労様でした

 今年度は尾鍋外科病院が生和会医療グループの経営傘下に入ることにより、40年以上の歴史に一応の幕が降りた年でした。皆様の協力により出来上がった「尾鍋外科病院40年のあゆみ」の刊行は、長年当院に貢献して戴いた職員が気持ちを切り替えて新たな歴史に踏み出すためにも大変良かったと思います。
  この一年はまず「満床プロジェクト」をお願いして、6月には目標を達成して戴きました。次に「リハビリテーションの充実」は、生和会医療グループからのOT,STの派遣とリハビリ室の改修により“脳血管等リハビリテーション料(Ⅱ)を取得し、9月から稼働することができました。
 その結果、今年度の入院患者数は130名に達する見込みで、昨年度の76名から7割増になり、“月10名の入院患者”という目標を達成しました。経営収支も目標値を超えることが出来ました。
今年は看護詰所の大幅な改修と更衣室、休憩室の拡張など環境改善を行ったものの、看護師は微増に留まり、看護補助者も増えなかったので職員の皆様には何かとご苦労をかけました。
 何よりも当院の医療・介護、職員の態度、病院の雰囲気が本当に良いという声を聞くことが多くなり、院長としてはこれに優る喜びはありません。来年度もよろしくお願い申し上げます。
 
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第24回院長談話 2017/10/27 職員の指導はどうすればよいか

問題行動は、まず” 医療行為に関する問題行動”と”職員間の人間関係に関する問題行動”に分けて考えなければならない。
対処のための基本は、上司への報告制度システム構築を行い、噂話に終わらせないことが肝要である。次いで事実確認、
問題行動の原因と背景の調査、対応の仕方を考えねばならない。
指導の仕方の基本は、本人に直接間違いを指摘する、個人の尊厳、資質に関する言葉は厳禁、相手が答えることができる指導、
相手への思いやりが感じられる言葉と雰囲気、”Why"でなく”How"の言葉がけ、パワハラと指導の違いを知ること。
院外への発信や漏洩は職場環境を損なう恐れがあるので、院内で解決することが最も重要。
各部署の管理者はプロセスではなく結果責任が問われ、管理者として評価される。
不祥事の未解決は、最終的には院長の結果責任になる。


  

第23回 院長談話 満床プロジェクトの効果について (2017/9/29)

今年4月より当院が生和会医療グループの傘下に入り、それに伴い理事長として経営や運営の見直しを行なって来ました。特に老朽化した病院を2-3年の中に新築移転する方針が決まりましたので、それに向けての病院経営・運営の準備が必要となりました。その中でより一層の経営改善がもっとも大きな課題として浮上しましたので、5月に「満床プロジェクト」を立ち上げ皆さんに多大な努力を戴きました。
 その結果、わずか一カ月後には病床稼働率94.4%に到達し、8月は98.1%の稼働率で、110床満床の日が続いています。昨年度は総入院患者数は76名でしたが、今年度は130名を超える勢いです。それに伴い診療報酬も10%近くアップすることが予想されます。重症度はそれほど変化していませんが、より多彩な患者さんが増加し、職員には非常なご苦労をかけていると思います。また、病院連携室の積極的な広報、関連病院への働きかけには頭が下がります。
 9月よりリハビリテーション部門の拡張と理学療法士の増加によって医療の質も一層向上し、益々選ばれる病院へと進歩するものと思います。それに伴い職員数の増加が今もっとも必要で、一刻も早く現場の負担軽減を図りたいと考えます。リクルート活動に更に力を注ぎます。
 新病院建設に向けて希望を持って頑張りましょう!!

第21回院長談話(2016/10/28) 人口減少・高齢化と病院機能分化

高齢者が30%を超える2015年に向けて、広島県医療構想は約4000床のベッド削減を計画しています。この中で療養病床はほとんど考慮されておらず、長期医療患者は施設か在宅に移ることになっています。その手始めに来年末までに介護療養と15:1医療療養は廃止され、県内では4000人の介護療養病棟入院中の患者の行き場がない状況です。当院では重症患者が大半なので患者を移す必要性はほとんどありません。しかしどの病院も今後重症患者を受け入れる方向に向かうので、当院は一層医療の質を高めて総合病院から評価され、選ばれる病院にする必要があります。

第20回院長談話 (2016/8/26) 医療従事者不足の中での当院の対応

看護師不足の原因は以下のように考えます。
① 診療報酬上の理由 ー 7:1看護
② 診療内容の専門化 - 特に病院看護師の需要増加
③ 看護師養成不足
   医師会立准看護師養成所の減少  
      この15年間に270校から176校にまで減少
   看護系大学の増加と即戦力看護師不足
      この15年間に91校から211校に増加
④ 未就業看護師の増加
   現在71万人
 結論として国の施策の誤り、看護協会の理念先行が現在の看護師不足を招いたと言えるでしょう。

このような看護師等医療従事者不足の中での当院がこの3年間行ってきた対応は大きく以下の10項目になります。
1 病院の理念の設定と診療目的の明確化
2 病院運営体制の近代化
3 職員教育の推進と診療技術の改善
4 職員数、職種の増加
5 職員待遇の改善
6 職員労働環境の改善
7 職員のメンタルケアと人間関係の改善
8 病院評価の改善
9 地域医療連携への参画
10 病院経営の改善

 結局、これらの施策は結果的に病院改革ということになり、「社会のニーズに適した病院づくり」と「職員が誇りを持てる職場づくり」
を目指し、最終的には≪患者のための医療≫になります。
 まだまだ足りない所が多々残っていますが、皆さんと一緒に前に進みたいと思います。

今日の言葉 : 平凡な人生という「大成功」 (曽野綾子)


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