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朝礼院長挨拶(20) 睡眠について 2019/2/25

先日昼休みの短時間午睡の効果についてお話しましたが、働き方改革の最も大事なことは日常生活を健康に保つことにあります。それには食事と睡眠が最も大切ですが、特に日本人は睡眠について無頓着なことが指摘されています。睡眠時間を削ってでも働くことが美徳とされた風潮が長くつづいたことも影響しているのでしょう。
 日本人の平均睡眠時間は7時間22分という報告がありますが、これは先進国の中では最も短い値です。特に東京の人たちの睡眠時間jは短く、青森県の平均より1時間も短いと報告されています。睡眠不測の影響が仕事に影響することは容易に推測されます。ストレスが多く、仕事のミスや人間関係に問題を起こす人の睡眠時間が短いことは多くの研究から明らかになっています。
 今研究がなされているのは、短時間睡眠と長期の健康被害との関係です。重要なのは睡眠中に脳の老廃物が除去される循環経路が明らかになったことで、アルツハイマー型認知症認知症の原因であるアミロイドβは短時間睡眠では十分に除去されないことが判明しています。睡眠時間6時間以下の65歳以上の人に記憶障害、認知症が2倍程度多いことが報告されています。その他肥満、高血糖、乳がん、心臓病も短時間睡眠と相関があることがわかっています。
 平均7時間半から8時間の睡眠を確保することは非常に大切です。職員の方々はまず自分の睡眠時間をチェックしてみてください。
 
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朝礼院長挨拶(19) 昼休憩に15分の午睡を! 2019/2/12

世界に4か所100歳以上の長寿者が多い地域があります。これらの地域を「ブルーゾーン」と呼びますが、沖縄もその中に入っています。イタリアで二番目に大きな”サルディーニャ”という地中海に浮かぶ島も有名な「ブルーゾーン」ですが、この地域の100歳以上の人口割合は先進国の10倍、日本の5倍ですが、寝たきり老人〇と報告されています。アメリカの研究者が最近この島の調査結果を報告していますが、長寿の医学的原因は「慢性炎症」が少ないことで、それには風土、発酵食品、運動、昼寝の4つが影響因子として挙がっています。
 注目してほしいのが「昼寝」ですが、特に南欧では広く午睡が習慣化しています。多くの研究は15-20分の午睡は脳機能を回復させ、生産性を向上させることを明らかにしています。「働き方改革」の目的は、健康を維持し生産性を上げることにあります。職員のみなさんも昼休みには15分程度の午睡をとって午後の仕事が快適にはかどるよう心掛けてください。

朝礼院長挨拶(18) 働き方改革委関連法について (2019/1/15)

今年4月から働き方関連法が実施されます。その中で、時間外勤務時間は原則月45時間年360時間と決められています。医師に関してのみまだ結論が出ていませんが、その他の職種ではこの基準を守ることが法的に規定されました。急性期病院では対応に苦慮すると思いますが、当院では時間外勤務時間の実態は十分基準を満たしています。また、終業から始業までの間隔を看護協会は11時間と要望していますが、当院の看護師数からは十分この要望に応えることができます。また、年次有給休暇の5日以上の取得も義務化されましたが、これは職員が病院に申し出しやすくなる効果があります。
 これらの改革の趣旨は効率よく健康的な職場づくりにあります。それを実現することで多くの人たちが集まり、質の高い医療を行うことができます。職員と病院一体となって実現に努力しましょう。

朝礼院長挨拶(17) ミッションを大切に (2018/12/17)

 平成の時代が終わろうとする今、平成時代をふりかえる特集がいろいろな雑誌に出ています。昭和という戦後復興期が終わって、これからの日本の姿を模索する時代が平成という時代だったと言えるようです。その中で次の時代を見据えた企業や組織が元気になり、古い体質を変えられなかった組織は、大企業といえども引退に追い込まれています。その中で強調されているのは企業の論理ではなく、消費者、国民の思いを第一に考える会社でないと生き残れないということです。
 病院も「患者ファースト」を言葉だけでなく、より徹底的に実行しないと新しい時代に対応できないでしょう。組織も人も正しい理念、ミッションをもって、それを元に行動することが次の時代ではより重要になります。病院では患者さんのことを第一に考えることが正しいミッションだと思います。皆さんでもう一度そのことを意識して行動に移してください。

朝礼院長挨拶(16) 5人の看護師が永年勤続表彰を受けました(2018/12/10)

 今年で10年以上勤務されている5人の看護師さんが病院協会から表彰されました。皆さんの前で賞状と病院からの記念品をお渡ししてお祝いを致しました。このような表彰jは病院への評価とも言えますので、院長として大変うれしく、有難く思っています。今、働き方改革がいわれる中で、職員の労働環境改善には一層努力しなければならないと改めて感じました。職員の離職率を減らすことは、「健康優良病院」を目指すためにはもっとも大切なことだと思います。これからも長く勤務してくれる職員が増えるよう努力いたします。
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