FC2ブログ

朝礼院長挨拶(14) 病床区分について 2018/11/12

 先週広島県から入院患者の実態調査の依頼が来ました。県の医療財政は逼迫しており、医療費を削減することが求められています。病床は、「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」の4種類に区分されており、それぞれ入院基本料が異なりますので病床区分に適した患者さんを入院させることは保健医療財政において重要です。4年前に始まった「病床機能報告制度」によって、病院は毎年各病棟の病床区分を報告することになっています。当院はすべて「慢性期」病床として報告していますので、入院患者さんと病床区分は完全に一致しています。しかし、自己申告による報告制度の結果は約8割の病床が入院基本料の高い「急性期」病床として報告され、回復期病床が非常に少ない結果になっています。今回の県からの患者実態調査の目的は、病床が実際適正に運用されているかどうかを明らかにして病床再編を促進することにあります。
 日本の医療体制は病院と在宅、介護施設の連携の強化により、できるだけ病院に入院する患者さんを減らす方向がはっきりしています。すなわち、病院は限られた期間しか入院できない施設として定義されましたので、効率的な医療とリハビリを充実させて在宅や介護施設へ向けての退院支援が重要になります。当院のような障害者病床機能はいづれは今年設置が認められた介護医療院が担うことになるでしょう。当院の新築移転後の医療はリハビリ機能の強化が最重要になりますので、その方向に向けて準備を始めている所です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

尾鍋 外科

Author:尾鍋 外科
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR